2009年5月25日月曜日

読書録

読んだ本の抜書き

1観光がもたらすもの (p2)
 「言うまでもなく、観光は働き口や金銭ばかりでなく、人と人との交流や出会いももたらす。この交流こそが観光の醍醐味かもしれない。ホストとゲストとの出会い。そこでのお互いの相違、共通性の気づき。それに伴う、自己の再認識。自分では気づかなかった 自他の新たな側面、価値を見出す。こうした営為が観光によってもたらされる最大の恩恵ともいえよう。」


2(p3)
観光心理学という学問は、新しいジャンルである。しかし、欧米では研究が進んでいる。アメリカ心理学会の専門雑誌のうち、心理学全体を示すものがAmerican Psychologistである。2005年に観光に対する心理学的研究で掲載されている。これは、ランドマーク的論文 という。日本でも、観光心理をテーマにする研究が増えてきている。

 

読書録

アウトライン

 1章 本書の意義
    1節 観光の今日的意義

 2章 観光の社会心理学の構成
    1節 「観光の社会心理学」の枠組み
    2節 観光者への社会心理学的アプローチ

14章 地域資源の再発見・再評価に基づく地域振興
    2節 観光とは光を観る・観せること
    3節 現代の観光の問題
    5節 これからの観光

15章 観光とIT-ユビキタス観光の可能性
    1節 ヴァーチャル体験とリアル体験

2009年5月12日火曜日

文献

前田勇・佐々木土師二 監修
小口孝司 編集
『観光の社会心理学 ひと,こと,もの―3つの視点から』

借りました。